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2007年9月 5日 (水)

伝統の織物「葛布」織り体験

掛川の特産品といえばといえば「葛(くず)」。

古く万葉の頃から日本人に親しまれている葛の花は紅紫色で、夏から秋にかけて咲き、日当たりの良いところに生育しています。

Kuzunohana

葛湯や七草粥など葛を食べることでは知られていますが、掛川の伝統工芸には、その葛の「つる」からとった繊維を織り上げた「葛布(くずふ)」が鎌倉時代からの伝統の中で持ち味を生かした品々が生まれています。

昔掛川には数多くの織り元がありましたが、現在はたった3軒が残るのみとなってしまった織り元「こたけや~川出幸吉商店~」さんをご紹介。

創業明治3年の老舗。5代目の英通さんから、葛布の手織り体験や葛布の魅力についてお話をききました。

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大きな「葛布」と書かれた看板が目印です。

葛布で織られた粋なのれんをくぐり、お店に入ると葛布を使った商品が所狭しと並んでいます。

Osaihu

川出さん (´∀`)「葛布は、自然素材の温かみのある風合いと、シルクのような光沢が特徴なんですよ。」

Zouri_2

葛の糸は、撚り(より)をかけないテープ状なので、繊維の平面に光りが当たって反射する事で光沢が生まれるそうです。

Kuzu

これが葛の糸。
撮影にはフラッシュは使用していないのに、この 光沢。

Kuzuito

この糸を染めたものと交互に織ることで柄になります。

Kuzuhuori

葛の特徴は手で裂いているので太さが均等でなく剛直なので、きれいな縞模様が出すことができます。

この直線は武士が好んだことで袴、裃、陣羽織、乗馬用袴等に用いられたそうですが、明治維新後、武士の消滅と共に葛布の衣料としての需要は激減してしまったそうです。

~葛布のできるまで~

葛を採集



つるを釜で煮て流水につける。



冷ましたら「むろ」(土を掘って生草を引いた処)に入れ2日ほど自然発酵させる。



腐った表皮を流水で流し芯を抜き芯と表皮の間にある繊維を集める。



仕上げ洗いをし乾かすと葛苧(くずお)という葛布の原料ができる。



細かく裂いて箸に巻きつけ葛づぐりを作る。



製織

Kuzuhuori2

川出幸吉商店さんでは葛布の手織り体験ができます。体験料は無料で作品を持ち帰る場合は材料費代が実費となります。

Kuzuhuori1

まずは川出さんのお手本。船のような形をした「杼(ひ)」の中に湿らせた糸玉を入れ、両足を使って縦糸を交互にさせながら横糸をシュッ、シュッと左右に滑らせます。

「わー楽しそう。」(´∀`*)

さっそくゆうも、織り機へ座り葛布織り体験。

Oritaiken

川出さん「糸を右から左に向かって通してください」(´∀`*)

ゆう「はい♪」




ぼてっ。




1/3あたりで止まった。

・・・・・・



( ;゚Д゚)「あ・・あれ!?」



まるで、車輪がついているかのように左右に滑っていたのは、やはり職人の技だったのか。。。

Ori

滑っていかずに、途中で止まった杼の後部を突付きながら進ませていく事15分・・・。3センチほどの葛布を織ることができました。(´∀`*)

少しずつですが、一本の糸が布になっていくのはうれしいものです。取材では、いきなり織りましたが通常は、説明ビデオ30分、体験60分です。また、一から学びたいという方には糸作りも指導してくれます。

Orikata_2

また右側の「杉綾」や「綾織」という糸の組み合わせとの織り方で模様を出すこともできます。

Kuzuhu

葛布織りを体験することでより葛布の魅力に惹かれていきます。

私も暖簾(のれん)を購入しようと思い値段をみてびっくり!

に・・2まんいぇん(゚Д゚;)

でも・・ほしいなぁぁ。

今回は断念・・・。でもまた、ゆっくりと時間をかけてお客さんとして来たいと思ってます。(゚∀゚)

みなさんもぜひーーーーーー!体験してみてください!

↓「葛布」を使った携帯ストラップを発見!お土産にもぴったりです。(´∀`*)

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こたけや~川出幸吉商店~

Kotakeya

掛川市仁藤町7番地の3

0537-24-2021

葛布屋川出幸吉商店掲載ページはこちらから

 

2007年09月05日 お店 de インタヴュ |